独自の技術を用いた、自然を生かした次世代空調です。
Geo-MAXは地下水を使用することで地下2mの埋設で地中5m以下と同等の条件を作り出します。地中温度は地表面から5mで年間を通して安定しております。一般的な地中熱利用のシステムは5mから100mの堀削/埋設を要するものがほとんどです。Geo-MAXという地中熱・太陽熱・排熱を有効に活用するシステムを開発したことにより、日本はもとより世界中のエネルギー事情を大きく変えられると確信しております。
地中熱は、地下5m付近になると年間を通して15℃前後の温度に保たれています。また、地下水はより安定した温度となっています。この部分の温度を有効利用するシステムです。
大型の施設(集会場・体育館・畜舎・農場用ハウス・植物工場など)は、住宅と異なり大量の空気を必要とします。そのため今までのシステムでは風量確保が困難で大型の施設には不向きでしたが、「Gel-MAX」は設置可能な深度に大口径の熱交換用管を水平に設置することにより、理想に近い風量を確保することが可能となりました。(1ユニットあたり風量30〜155㎥/min)
グランドレベルから2m程度で設置可能ということは、設置に要する工事費用が大幅に削減でき、大空間の体育館、工場など夏場熱中症の心配がある施設などへの設置や震災以降避難所の環境改善の見直しでの設置が見込めます。工場などにおいても冷暖房費の削減は、国際競争力の強化に繋がります。農業分野でもエネルギーコストを抑えることが可能で国際競争力の強化ができ、より安価で安心安全な農作物の供給が期待できます。Geo-MAXというシステムを開発したことにより地中熱利用はさらに拡大すると思われ、日本及び世界のエネルギー事情を大きく変えられると確信しています。